実生繁殖したジンチョウゲが開花したことを2月のブログ(こちら)に書きましたが、そのジンチョウゲが結実しました!
ジンチョウゲの実「樹木大図説」(上原敬二著)の記述のとおり、やはり実生苗は雌木で実をつけてくれます。
それでも25本の母樹に10数個しか成らなかったので、実生苗の生産・販売はなかなか進みそうもありません。(今回結実しなかった個体もありました。)
ジンチョウゲの実果実は1㎝ほどの大きさで、はじめは緑色で熟すにしたがってオレンジ色から濃い赤色に変わってきて、濃緑色の葉の間にチラホラと見えて目立ちます。
種子は果実の中に1個入っていて、5㎜ほどの大きさです。
今からとりまきすると、夏の高温と乾燥で腐敗して発芽しない心配があるので、果肉を取り除いてから乾かないように湿らせた水苔などと一緒にビニール袋に入れて、冷蔵庫で10月頃まで貯蔵してから播種します。
この方法はヤマモモの種まきと同じです。
ジンチョウゲの実因みに、原産地の中国では、ジンチョウゲの雌木がほぼ壊滅状態で、ほとんど見られなくなったという情報が入ってきました。
原因は分かりませんが、おそらく日本のジンチョウゲと同じようにウイルスにやられたのではないかとの見方をしている人もいます。
実生の実成りジンチョウゲ(雌木)は益々貴重になってきそうです。
大切に育て、少しずつでも殖やしていきたいと思います。

※関連ブログ:「実成りジンチョウゲ(雌木)開花!」(こちら)、「実成りジンチョウゲ(雌木)発芽!」(こちら