お彼岸も近くなって残暑も厳しくなくなり、いよいよ秋の気配が漂ってきました。
そうなると暑かった夏の猛暑の日々が懐かしく思えてきます。
その夏を代表する花と言えば「サルスベリ」(Lagerstroemia indica)です!
我が社では、サルスベリは半矮性(semi-dwarf)で真紅の花を咲かせる‘シダー・レーン・レッド(Cedar Lane Red)’を育てています。(他の品種もあります!)
サルスベリ‘シダー・レーン・レッド’サルスベリ‘シダー・レーン・レッド’この品種はアメリカから導入されたものですが、それ以外の詳しい情報を持っていなかったので、この機会にちゃんと来歴を調べておこうと、ヒアリング調査をしたのですが分かりませんでした。
そこで、サルスベリの品種改良に力を入れているアメリカ国立樹木園(The United States National Arboretum)のウェブサイトに何か手がかりがあるかもしれないと思ってチェックしてみたところ、‘Cedar Red’という品種が掲載されていました。
この‘Cedar Red’は、“Cedar Lane Farmによって、たくさんの実生の中から選抜された”と書かれてあるのですが、これが‘Cedar Lane Red’と同じかどうかというところまでは分かりませんでした。
詳細を突き止めるために、直接アメリカ国立樹木園に問い合わせてみたところ、次のことが判明しました!

  • ‘Cedar Red’と‘Cedar Lane Red’は同じ品種である。
  • このオリジナルはアメリカで‘Cedar Red’の名前で登録されている。
  • ‘Cedar Red’はCedar Lane Nurseryによって見いだされた品種である。
  • おそらく日本に渡った時に、いくつかの取り扱いナーセリー(生産者)で名前が混乱して、日本では‘Cedar Lane Red(シダー・レーン・レッド)’と呼ばれるようになったのだろう。

ということでした!

サルスベリ‘シダー・レーン・レッド’いずれにしろ、暑い夏に真紅の花を咲かせるサルスベリを愛でるのもなかなか良いものです!