冬期、典型的な西高東低の気圧配置になると、強くて冷たい北西の風が吹き付けます。
この風によって、重心の高いポット苗はほとんど倒されてしまいます。
倒れた植木を立て直す作業を冬の間に何度繰り返すことか。(トホホ…)
冬の季節風で倒されたマツ類 冬の季節風で倒されたシラカシまた、寒さに弱い樹種は、この風の影響で枯れてしまうことも多々あります。
逆にこの風さえ防ぐことができれば、寒さに弱い樹種でも良い状態で冬越しさせることが可能になることがあります。
北西側に建物があって直接冷たい風が当たらない場所を選んで植栽したり、風をガードするものがなければ、シラカシなどの寒さに強い樹種で風よけの生け垣を作って、その手前に植栽したりするのです。
ミヤマガンショウ(千葉大)・北西側がガードされているためとても良い状態の千葉大園芸学部のミヤマガンショウ

このちょっとした配慮によって、植栽のバラエティを格段に増やすことができるようになります。
寒さに弱いということで諦めずに、冬の北西の季節風対策を講じて植栽の幅を広げていただきたいものです。

以下、冬の季節風を防いで楽しみたい常緑樹たちの例
ミヤマガンショウ‘白嶺’・ミヤマガンショウ

ミケリア‘オールスパイス’・ミケリア‘オールスパイス’

フイリヒメユズリハ・フイリヒメユズリハ

ハクサンボク・ハクサンボク