在来種のギャラリーにコムラサキとシロミノコムラサキの写真を追加!

在来種のギャラリーにコムラサキ(Callicarpa dichotoma)とシロミノコムラサキ(-f.albifructa)の実の写真を追加しました!
コムラサキは秋の季節感を演出する実のなる樹木としてお庭によく植えられていて、庭木として人気が高く定着しています。
しかし、元々は自生種で、数は少ないものの岩手県以南の本州、四国、九州の山麓や原野の湿地に生えていて、ハンノキ林やその周辺などで稀に見られます。
挿し木で簡単に繁殖できて庭木としてたくさん生産されているので、あまり自生種として認識されていないようですが、湿った環境に野生に生えていた自生種なのです。
このコムラサキの白実の品種は、シロミノコムラサキやコシロシキブ、シラタマコシキブなどと呼ばれています。
ムラサキシキブ(Callicarpa japonica)の白実品種のシロシキブ(-f.albibacca)とは分けて認識する必要があります。
コムラサキコムラサキコムラサキシロミノコムラサキシロミノコムラサキ参考:「千葉県の自然誌 別編4 千葉県植物誌」編集 財団法人 千葉県史料研究財団