植木生産圃場で猫を飼うことの勧め

2年前(2017年)の5月2日に、骨と皮だけに痩せ細り白い毛が茶色くなって薄汚れた野良猫(捨て猫?)が圃場にやってきました。(詳しくはこちら
とても弱った感じで可哀想だったので、ご飯をあげるようになって、それ以来ずっと圃場で飼っています。
病気や怪我などいろいろと世話を焼かせられましたが、今では丸々と太って元気いっぱいです。
動物病院の先生によると、“けっこう歳を取っている”そうです。
また何度も病院に連れて行っているので“手間と金のかかる猫を拾ったな”などとも言われたりしました。
名前は「ゴン」(♂)と言います。
ゴン ゴンゴンを圃場で飼うようになってから、良いことがたくさんあって、植木生産圃場で猫を飼うことはとてもメリットがあると思うようになりました。
その具体的な内容をご紹介したいと思います。

●職場の雰囲気が和やかになった
・ゴンはとても穏やかな性格で「ネコパンチ」や「シャーッ」など一度もしたことがなく、パートさん達にとても可愛がられています。
・休み時間になると、みんな“ゴンちゃんはどこかしら?”と言って探します。話題もゴンのことが多くなって、笑顔が増えました。
ゴン・机の上の書類を枕にお昼寝中!

●営業効果向上!?
・お客さんを案内する時、だいたいゴンも一緒について回ります。(ほとんど一緒についてきます!)
・立ち止まって説明している時は、ゴンは横になって待っていて、歩き出すとゴンもまた歩き出してついてきます。
・そんなゴンにお客さんも和んで、“ゴンちゃん、営業してるの?”とか“イヌみたいなネコですね!”などと言われます。ゴン

●ネズミ(ハタネズミ)がハウス内にいなくなった
・ゴンが来る前、ハウス内にハタネズミが棲みついていましたが、それがいなくなりました。
・ネズミは籾殻(培養土作りに使用)を入れた袋に穴を開けたり、播いたタネを掘り起こしたりと、様々な悪さをしていたので、いなくなって大助かりです。
ゴン・作業していると寄ってきて近くで寝ちゃいます!

●野ウサギの被害がなくなった
・毎年冬になると、ハウスの隣を流れる小貝川の河川敷に生息している野ウサギが圃場にやってきて、接ぎ木した苗の枝をかじって大きな損害を与えられていました。
・高価な接ぎ苗ばかりかじるので(接ぎ苗は糖分が高いのかもしれません)、大変困っていたのですが、今年は全く被害を受けませんでした。
・間違いなく猫の匂いを警戒して来なくなったのだと思います。ゴン

ゴンが来てから、なかなか休みが取りにくくなってしまいましたが、上記のような効用があることと、たくさんの癒やしをもらえるようになりました。
植木生産圃場で猫を飼うことには、とても多くのメリットがあってお薦めです!
(今まで猫を飼ったことがなかったのですが、こんなに可愛いとは思いませんでした!)

余談ですが、朝、みんなが出勤した時に、私が“おはようございます”と言っても、それに答えるより先に“ゴンちゃん、おはよう!”といってゴンをなでなでするようになり、帰る時に“お先に失礼します”と私に言い忘れることがあるのに、“ゴンちゃんバイバイ!また明日ね~!”は忘れることがありません。(笑)
ゴン・お昼休みはいつもお腹の上でお昼寝!

※関連ブログ:「我が社の看板猫(福猫)

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