樹木医事務所の方から後継樹繁殖の依頼をいただきました!
樹種はケヤキとサクラで、どちらも埼玉県内のものです。

後継樹繁殖のための穂木(ケヤキとサクラ)

左がケヤキの穂木、右がサクラの穂木

接ぎ木用台木(ケヤキ)

ケヤキの台木

ケヤキは幹周が5m近くある大樹で、持ち主の家で代々大切に守られてきたのですが、周囲がコンクリートで固められて樹勢が弱ってきたので、枯れてしまわないうちに後継樹を残しておきたいとのことからのご依頼です。
できた苗は親戚にもお配りする予定だそうです。
ご希望は自根を持つ挿し木繁殖した苗だったのですが、挿し木できる元気な枝を採取することが困難とのことでしたので、まずは接ぎ木繁殖して元気な枝を伸ばして、それを挿し木しましょうとご提案して、その方針で進めることになりました。

サクラは、花の直径が約35㎜でソメイヨシノより二回りほど大きく、類似のものがない新種の可能性がある、と考えられる品種だそうです。
ヤマザクラとカンヒザクラの交雑種と考えられるとのことでしたので、台木をヤマザクラ、アオハダザクラ、オオシマザクラの3種類用意して、それぞれ10~20本ほど接いでみました。
後継樹繁殖の接ぎ木サクラは台木と穂木の相性さえよければ良く活着するので、心配なく苗木は作れると思います。

地元では、これが新種のサクラであれば、観光資源として有効活用したいとの期待があるようですので、頑張って応援していきたいと思います!