ヤマボウシの品種に‘パムズ マウンテン ブーケ’(Cornus kousa‘Pam’s Mountain Bouquet’)というものがあります。
正確にはシナヤマボウシ(Cornus kousa var.chinensis)の品種で、花のように見える総苞が融合する(くっつく)という、とてもユニークな品種です!
ヤマボウシ‘パムズ マウンテン ブーケ’ヤマボウシ‘パムズ マウンテン ブーケ’この品種は、アメリカ・テネシー州オーク リッジ(Ork Ridge)にあるテネシー大学の植物園で、実生苗を植え付ける際に発見されたものです。
その実生苗の種子は、ポリーヒル女史(Ms.Polly Hill)から大学に寄贈されたもの、とのことです。
比較的新しい品種で、アメリカで特許出願されたのが2012年5月で、日本に入ってきたのはわずか数年前のことです。
4つの総苞のうち約80%が部分的に融合し、50%は4つの総苞全てがくっついて四角い形になるようです。
ヤマボウシ‘パムズ マウンテン ブーケ’・四角く融合するものと、一部(2~3個)が融合するもの、全く融合しないものが混在

因みにパム(Pam)とは、この品種を開発したロバート博士(Dr.Robert(Bob)Trigiano)の妻の名で、マウンテン ブーケ(Mountain Bouquet)は“山の花束”です。
ヤマボウシ‘パムズ マウンテン ブーケ’ ヤマボウシ‘パムズ マウンテン ブーケ’日本でも種苗登録されているので無断で増殖することはできませんが、花つきもよく、とてもユニークなので、是非とも広がって欲しいと思っています!