後継樹繁殖の依頼!-2016秋(その2)
神奈川県樹木医会のメンバーの方から後継樹繁殖のご依頼(前回ブログ)をいただいた翌日、今度は埼玉県内の樹木医事務所の方からのご依頼です。
兵庫県のある施設内に生育していたカイノキ(Pistacia chinensis)の大木が腐朽して倒れたため、何とかその遺伝子を引き継いだ後継樹を残したい、とのことです。
・倒伏したカイノキの大木
また、秩父で発見されたサクラの新品種の繁殖も行いたい、とそのサクラの穂木も持参されました。
・サクラの新品種の穂木
樹木医の方お二人も接ぎ木にチャレンジされました!
・たくさん練習されました!
カイノキの接ぎ木ははじめてなので、上手く活着してくれるか未知数ですが、芽接ぎと腹接ぎの両方で実施しました。
上手く活着してくれることを祈るばかりです。
・カイノキの台木
・芽接ぎと腹接ぎしたカイノキ
※関連ブログ:「後継樹繁殖の依頼!-2016秋(その1)」