深山含笑(ミヤマガンショウ)‘白嶺’

深山含笑‘白嶺’(Michelia maudiae‘Hakurei’)は、90年代に中国の山中で柴道昭氏によって見いだされた花弁が丸く大輪の突然変異種です。
また、花弁の数は通常は9枚ですが、この品種には12枚の花が混じります。
ミヤマガンショウ‘白嶺’ミヤマガンショウ‘白嶺’この突然変異種を母樹に、中国の杭州植物園に後継樹繁殖を依頼し(母樹のところまで案内して)、できた苗を受け取りに行って、持ち帰った3本が日本における親木になります。
そして、1997年2月に日本で初開花しました。(私もこの時見ていて、写真を撮りました!高さ50㎝程度でした)
この3本は現在、柴道昭氏の庭内に植えられていて、高さ6m以上の大きな木に育っています。
日本で流通している‘白嶺’の苗は、全てこの3本から穂木を採取して接ぎ木繁殖されたものなのです。
ミヤマガンショウ‘白嶺’ミヤマガンショウ‘白嶺’(白嶺の命名も柴道昭氏による)