矮性のパンパスグラス(ミニパンパスグラス)の黄斑品種‘ミニ ゴールド パンパス’(Mini Gold Pampas)と白斑品種‘ミニ シルバー パンパス’(Mini Silver Pampas)が大きな株に育ちました!
ミニパンパスグラス‘ミニ ゴールド パンパス’ ミニパンパスグラス‘ミニ シルバー パンパス’パンパスグラス(Cortaderia selloana)は、南米大陸のブラジル、アルゼンチン、チリなどに分布する大型のイネ科の多年草で、和名は「シロガネヨシ」です。
パンパ ( Pampa:スペイン語。南米・アルゼンチン中部のラプラタ川流域に広がる草原地帯)と呼ばれる草原地帯に自生しているので、この名(英名:Pampas Grass)で呼ばれています。
大きく成長し、花穂をつけた姿は見栄えがするので各国で観賞用に栽培されています。
とりわけ銀白色の大きな穂が見事なので、切り花やドライフラワーにも利用されています。
日本には明治時代に入ってきています。
雄株と雌株があり、雄株の花穂は細長いのに対し、雌株は幅広く綿毛を持つのでこちらの方が鑑賞価値が高く、普通は雌株を株分けして殖やしています。
栽培は日当たりのよい場所が良く、育てやすくて手間はかかりません。
寒さにやや弱いので、霜を当てないことが育てる際の留意点です。(霜に当てなければ関東地方までなら枯れることはありません)

このパンパスグラスの矮性種がミニパンパスグラスで、その斑入り品種の黄斑種が‘ミニ ゴールド パンパス’(写真左)で、白斑種が‘ミニ シルバー パンパス’(写真右)です。
ミニパンパスグラス‘ミニ ゴールド パンパス’ ミニパンパスグラス‘ミニ シルバー パンパス’この二つの品種の来歴を知りたくて、いろいろと調べたのですが分かりませんでした。
ただ、品種名で検索するとオランダ語のウェブサイトがたくさん出てくるので、オランダで作出されたのではないか、と推察されます。(定かではありませんが…)
また、雄株なのか雌株なのかも知りたいところですが、それを記載した資料も見つかりませんでした。
おそらくミニパンパスグラスの突然変異で斑が発生したと思われるので、雄株か雌株のどちらか一方だけが存在しているのだろうと思われます。
そんな時、今年初めて黄斑種の‘ミニ ゴールド パンパス’が花穂を上げてきたので、早速、千葉大学名誉教授(花卉園芸学)の安藤敏夫先生に鑑定していただきました-!
ミニパンパスグラス‘ミニ ゴールド パンパス’・今年初めて見ることができた‘ミニ ゴールド パンパス’の花穂

パンパスグラスは一日花で、タイミングによっては判別が困難とのことだったのですが、ちょうどよいタイミングで見ていただけたようで、雌しべの柱頭(※)を確認することができました!
パンパスグラスの柱頭は、透明なガラス細工のようで、神秘的な形をしています!
写真でお見せできないのが残念です。(顕微鏡写真などでご覧いただきたいところです。)

※柱頭:雌しべの一部分で、花粉を受け取るところ。粘液を分泌したり、毛を密生するなど、花粉をとらえやすくなっている。
ミニパンパスグラスの花穂の鑑定(安藤先生) ・ルーペで花を観察する安藤先生

ミニパンパスグラスの花穂の鑑定(安藤先生) ミニパンパスグラスの花穂の鑑定(安藤先生)・交配する時に使用する先の鋭いピンセットを使って花を細かく観察

黄斑種‘ミニ ゴールド パンパス’は、雌株でした!!
白斑種‘ミニ シルバー パンパス’はまだ確認できていないので、花穂を出してきたら、チェックしてみようと思います(判別のポイントを教えていただきましたので)。

この二つの品種は、どちらも8号ポット(24㎝)で育てています。

※ 販売を開始しました!(2016/9/4「お知らせ」へ!)