去る9月9,10日(2016年)の二日間、山梨県甲州市の民宿旅館「高山荘」において、「第二回花木よろずサミット」が開催されました。
今回のテーマ樹木は「ロードデンドロン・ホンコンエンシス」(Rhododendron hongkongensis)でした。(前回のテーマ樹木は「ムシカリ‘ピンクパラソル’」)
ロードデンロン・ホンコンエンシスこのツツジはまだほとんど流通していないのですが、これから有望なツツジとして取り上げられました!
そもそもは新潟の業者が中国から導入したのが始まりで、それが元になって僅かに流通したようです。
その新潟の業者から数十年前に入手した千葉の生産者のところでは、高さ4~5mの大木に生長しています。
ロードデンロン・ホンコンエンシス・2016年5月5日撮影(千葉県八街市)

また、2000年には岐阜県の山口清重氏(ザ・ヤマグチ プランツマンズ ナーセリー)が中国湖南省から種子を輸入して育ててもいます。(台湾にも似たツツジがあるとのことです。)
花の色は基本的には薄紫色ですが、白~ピンクの個体もあるようです。
光沢のある濃緑色の常緑の葉も美しく、耐寒性にも優れています。
ロードデンロン・ホンコンエンシス似たツツジに、愛媛県宇和島市にのみ自生する絶滅危惧種のトキワバイカツツジ(Rhododendron uwaense)がありますが、明らかに異なる植物です。
他のツツジ類とは葉の感じや樹姿が異なる独特の雰囲気を持った魅力的なツツジです。
生産が進んで、広く普及していくことを願ってやみません!
第二回花木よろずサミット・会場となった「高山荘」のお庭に記念植樹しました!

※関連ブログ:「第一回花木よろずサミット