クサボケの花
3月末から圃場の外置き場でクサボケ(Chaenomeles japonica)が咲いています!
クサボケは日本の固有種で、早春の明るい雑木林の林床を彩る無くてはならない存在です!
以前のブログでも書きましたが、十分に日射しがないと生育できないので、雑木林が管理されなくなって暗い林に変わると姿を消してしまいます。
そのため、最近は自生のものをすっかり見掛けなくなってきてしまいました。
花の色は鮮やかなオレンジ色が基本ですが、白や朱、赤、ピンクなどの変異があり、花形も一重、半八重、八重など多様なものがあるようです。
また、クサボケと中国産のボケとの交雑によっても、多数の園芸品種が作出されています。
高さ1m程度の落葉低木で大きくならないので、明るい庭の片隅に植えるなどして、是非とも楽しんでいただきたいものです。
(在来種を数本まとめた「在来種セット」で販売する予定です。)
※関連ブログ:「クサボケ」