クマシデの土用芽
「土用芽」とは、梅雨明けの土用の頃の気温上昇で芽吹くことを言いますが、近年は地球温暖化の影響のためか、梅雨明け前から新しい葉を展開する樹木が多いように感じています。
梅雨が明けた後は、猛暑の日々が続いて新しく展開した葉にとっては過酷な条件となるので、梅雨明け前に芽吹く方が、樹木にとっては生理的に良いように思います。
その梅雨明け前に展開したクマシデ(Carpinus japonica)の新しい葉が、とても綺麗です!
今まであまり意識して見ていなかったのですが、この時期のクマシデの新葉は赤味を帯びていて、とても綺麗です!
クマシデの土用芽を気に掛けて観察している人は少ないと思いますが、クマシデに関心のある人には、是非とも見ていただきたいです!(魅力は果穂だけではありません!)
見れば見るほど魅力的です!
※関連ブログ:「クマシデの果穂」