「台湾の植木の里・田尾郷と日曜花市視察ツアー:2016」報告-その1(概要)
昨年に引き続き、今年も台湾の植木産業を取り巻く状況の視察に行ってきました!
2016年10月27~29日の3日間の短いツアーでしたが、実り多い視察となりました。
田尾郷は、台中市の南側に位置する彰化縣内にあって、東西9.75km、南北3.38kmの台湾を代表する植木の里です。
そのほぼ中央に近いところに「公路花園」という植木売店が200以上も軒を連ねる「植木の町」があって、その背後に600haを超す広大な生産圃場が広がっています。
・田尾公路花園マップ(全て植木関係の売店です!)
・田尾郷広域図(「田尾公路花園」が植木の町)
・売店の様子
前回(2015年)は売店の見学しかできなかなったのですが、今回のツアーでは、昨年の9月から今年の3月までの半年間、我が社の仕事をサポートしてくれた台湾出身のIさんのコーディネートによって、普通では入ることのできない生産現場の内部まで見学することができました。(Iさんも日本から同行してくれました!)
Iさんのお父様の友人に田尾郷出身の名士がいらして、その方がずっと田尾郷内の視察に同行してくださって、我々のリクエストに全てお応えいただくという最高の待遇を受けました。(“遠慮無く何でも希望を言ってください!”と言ってリクエストを受け付けてくださいました!!)
さらに、台中市で造園業を営んでいるIさんのお兄様も同行してくださり、これ以上はないというほどの体制で見学できました。
(普通、外国からの見学者の生産現場内部の視察は受け入れてもらえないそうです。)
・生産圃場内部の様子
これから数回に渡って、この田尾郷の視察と台北市の日曜花市の様子を紹介させていただきます。
ご期待ください!
・日曜花市の様子
※関連ブログ:
「台湾・合歓山植物観察ツアー」報告-その1
「台湾・合歓山植物観察ツアー」報告-その4:台湾の植木の里・田尾郷
「台湾・合歓山植物観察ツアー」報告-その5:台北の日曜花市