都会のビルの北側など、一日中まったく陽の当たらない場所があります。
そのような日陰で元気に生育できる植物は限られています。
トキワナルコユリは、そんな場所でも平気で育つ数少ない「極陰植物」の一つです。
トキワナルコユリトキワナルコユリはどんな植物なのか、ネットで検索してみると「ユリ科アマドコロ属の中国原産の常緑のナルコユリの仲間」と出てきて、学名は「Polygonatum sp.」となっています。
「Polygonatum sp.」というのは、アマドコロ属の何か?ということで、具体的な種名までは分かっていないということです。

日本にこの植物を初めて紹介したのは故川上幸男氏(京成バラ園)で、台湾から導入したと聞いていますが、正確な学名は分からず、ずっと気になっているのですが、未だに分からないでいます。(知っている人がいたら是非教えて下さい!)
トキワナルコユリトキワナルコユリしかしながら、日陰に強い数少ない植物の一つなので、全く陽の当たらない場所の植栽にアドバイスを求められた時は、トキワナルコユリを候補の一つとしてお薦めしています。
常緑でありながら耐寒性にも優れ、日陰で元気に育ってくれます。
春5月に咲く小さな花はあまり目立ちませんが、楚々として可憐な感じがします。
地植えしても高さは30㎝程度に収まり、株が少しずつ大きくなってくれます。

トキワナルコユリ外国産の植物ですが、都会の日陰地に植栽すれば在来種との自然交雑の心配もありませんし、強い繁殖力で勝手に広がっていくということもありません。

一日中陽の当たらない暗い場所で、柔らかなイメージの元気な緑が欲しい時は絶対にお薦めです!

※関連ブログ:「トキワナルコユリの花:2016