ヤマモモ‘瑞光’の花

接ぎ木4年生のヤマモモ‘瑞光’(Myrica rubra‘Zuikou’)がたくさんの花を咲かせています!
(ヤマモモは雌雄異株。写真は雌花)
ヤマモモは接ぎ木4年目で、ほぼ間違いなく開花・結実します。
6月には大きな果実を付けてくれると思います。
ヤマモモ‘瑞光’の花 ヤマモモ‘瑞光’の花‘瑞光’は、大正時代に中国福建省から導入された大粒の品種です。
その‘瑞光’を作出した徳島の「みその農園」のウェブサイトには、次のように紹介されています。

 ■瑞光
中国福建省温州原産。元日本郵船株式会社社長、近藤廉平氏が東京に持ち帰っていた。
これが当時の徳島県知事、渡辺勝三郎氏の目にとまり、穂木の分譲を受けて小松島市櫛渕町で栽培開始。
「近藤もも」と命名された。
後日、仁木沢平氏(みその農園初代園主:現園主の曾祖父)が接ぎ木により改良を加え、現在の「瑞光」種を作り出した。
直径3センチと大粒で酸味が強いのが特徴。現在のもっともポピュラーな品種。
「瑞光」はオーロラを意味する。
(「みその農園」ウェブサイトより。一部加筆)

‘瑞光’の果実は直径2.5~3㎝ほどで、酸味が強く、ジャムや果実酒などに加工される他、木で熟したものは生食しても美味しくいただけます。
ところが、残念なことにヤマモモの果実は日持ちしないので、市場に出回ることはほとんどありません。
庭木や鉢植えで育てて、家庭で贅沢に楽しむのがお薦めです!
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ヤマモモの雄花 ヤマモモの雄花・ヤマモモの雄花