イギリスナラ‘コンコルディア’の花
4月も中旬になって、いよいよイギリスナラ‘コンコルディア’の芽が動き出してきました!
その芽の動き出しに先立って、たくさんの花を咲かせています。(写真:雄花序)
地味と言えば地味ですが、なかなか味わいがあってかわいいです!
昨年もけっこう開花して、秋には大きな黄色いドングリをたくさん実らせてくれました。(こちら)
そのドングリ達も芽生えてきました。
・イギリスナラ‘コンコルディア’の実生(2015年秋、播種)
黄色い葉のコンコルディアの実生なので、黄色い葉の個体が出てきてもいいのでは、と期待したのですが、全てが先祖返りして普通種の葉に戻っています。
これらは大事に育てて、紫葉の品種‘アトロプルプレア(Atropurpurea)’の台木にします。(注)
コンコルディアは、これからしばらくの間、最高に綺麗です!
※関連ブログ:
「イギリスナラ‘コンコルディア’」
「今年接いだイギリスナラ‘アルゲンテオマルギナータ’と‘コンコルディア’」
「イギリスナラ‘コンコルディア’のどんぐり」
注:イギリスナラの品種は、通常コナラを台木に接ぎ木します。ところが、アトロプルプレアは性質が弱く、なかなか元気に育ってくれません。しかし台木を共台のイギリスナラにすると元気に育つのではないか、という情報が入ってきました。そこで、アトロプルプレア用にイギリスナラの実生苗を育てるのです。