ハクサンボクの果実
ハクサンボク(Viburnum japonicum)の果実が赤く熟してきました。
濃緑色の葉に真紅の果実のコントラストが見事です!
ハクサンボクは伊豆半島、伊豆諸島、小笠原諸島と愛知県、山口県、九州、琉球諸島に自生している常緑のガマズミで、それぞれが隔離分布しています。(「週間朝日百科 植物の世界」より)
耐寒性もあって、関東でも都市部では問題なく露地で越冬できます。
光沢があって厚みのある葉が美しい魅力的な常緑ガマズミです。
斑入り品種の果実は少し色が薄く、ピンクがかっているようです。(下の写真)
種子は果肉を取り除いて乾かないうちに播きます。
他のガマズミ同様、発芽するまで2年を要します。
新しいタイプの斑の出現を期待して、斑入り品種の種子を播く予定で、熟すのを待っているところです!
※関連ブログ:「ハクサンボク」
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