シダレアカマツの若い苗

アカマツの品種に、枝が細く、長く下垂するシダレアカマツ(Pinus densiflora cv.Pendula)があります。
天目松(テンモクショウ)とも呼ばれています。
枝垂れ性の樹木の品種はたくさんありますが、とりわけシダレアカマツは格好の良い枝垂れ樹形になる品種の一つだと思います。
枝は横に大きく広がらず、主幹も枝垂れるので、狭いスペースや鉢植えでも楽しむことができます。
そのシダレアカマツの接ぎ木5年生の苗が、それらしい樹形に育ってきました!
支柱に誘引して格好をつけるのに、最低でも3~5年ほど要します。
シダレアカマツ シダレアカマツ シダレアカマツシダレアカマツは日本に古くからある園芸品種の一つですが、マツの接ぎ木をしていた職人さんの多くが高齢化のためにやめてしまったので、新たに生産される個体はほとんどなくなってしまっているようです。
とても残念なことです。
弊社では、シダレアカマツが、守るべき大切な日本の園芸品種の一つ、だと思って作り続けます!