ナギ(梛)の芽生え
昨年の秋に播種したナギ(Podocarpus nagi)が、5月末から少しずつ芽生えてきました!
ずいぶんとゆっくりです。(ナギの詳細についてはこちら)
他の樹種は、とっくに子葉(双葉)を開いて、すでに本葉が展開しています。
早いものはポット上げまで済んでいます。
芽生えの時期は遅いですが、芽の軸は太くしっかりとしていて、とても力強いです!
最初、アーチ状に軸(幹)が上がってきて、それからゆっくりと立ち上がって葉を展開します。
その葉を見ると、子葉ではなく、最初から本葉を展開しているように見えます。
他の樹種と異なって、独特の芽生えです。
今、続々と芽生えてきたところで、どれだけ発芽してくれるか楽しみです!
因みに、知り合いに送っていただいた源頼朝と北条政子ゆかりの伊豆山神社のナギの種子も発芽してきています!
※播種床は2ヶ所に分けて置いたのですが、1ヶ所は芽を持ち上げてきたところで、ナメクジにかじられて枯れてしまいました。ナギの実生苗を作る際は、ナメクジには要注意です。
※関連ブログ:「ナギ(梛)の木を結婚記念日に贈ろう!」