イッサイエゴノキは、エゴノキの矮性品種(Styrax japonicus‘Issai’:Dwarf Type)です。
来歴は不明で、資料を調べても全く出てきません。
近年まで川口市安行に幹径10㎝以上の古木が残っていて、“おそらく江戸時代からあったのだろう”とのことでした。(柴道昭氏談)
イッサイエゴノキ生長が極めてゆっくりで、1mの高さに到達するのに10年以上かかるのではないかと思われます。
ポットで育てていると、大きな鉢でも50㎝になるのに7,8年は要します。
生長速度が極端に遅いので、いつまでも小さな低木のような樹姿ですが、普通種と全く同じ花をたくさん咲かせてくれるので、鉢植えで楽しむには最高です!
毎年、びっしりと素晴らしい花を見せてくれます。
イッサイエゴノキ繁殖は、挿し木も可能ですが初期生長がゆっくりなので、専ら接ぎ木しています。
接ぎ木繁殖した場合は、接いだところがぽっこりと丸く膨らんで少し不自然な形になります。
これは台木と穂木の生長速度が極端に異なり、その負荷が影響しているのではないかと思われます。
イッサイエゴノキ今年、久しぶりに少し接いでみました。
楊枝のような細い枝を接ぐのですが、よく活着してくれます。
いくつかは小さな陶器に植えて「ミニ盆栽」風に仕立ててみようかと思っています。
テーブルの上に置いてエゴノキの花を楽しむことができるようになります!

※関連ブログ
エゴノキの園芸品種①:ベニバナエゴノキ(こちら
エゴノキの園芸品種②:シダレエゴノキ(こちら
エゴノキの園芸品種④:ガンボクエゴノキ(こちら
エゴノキの園芸品種⑤:エメラルドパゴダ(こちら