ハゴロモガシワの黄葉
カシワの珍品種:ハゴロモガシワ(Quercus dentata f.pinnatifida)の黄葉が、11月に入ってから始まりました。
華やかさはありませんが、落ち着いた感じで「緑色→黄色→オレンジ色→茶色」と変化するグラデーションは魅力的です。渋い黄葉です!
切れ込みが深く入った葉(羽状深裂)のこの色の変化はとても印象的で、他の樹種では見ることができません。
ただ、綺麗な期間が短く、すぐに全体が茶色くなってしまうことが残念です。
以前のブログにも書きましたが、この品種は別に「イトガシワ」とも呼ばれていて、江戸時代にはすでに存在していたそうです。
流通量が少なく、あまり目にすることはありませんが、古くから伝わる魅力的な園芸品種の一つです。
※関連ブログ「ハゴロモガシワ」(こちら)