クロマツ‘紅孔雀’色付く!2018
今年は寒くなるのが例年よりだいぶ遅れているせいか、クロマツ‘紅孔雀’(Pinus thunbergii‘Beni-kujyaku’)がなかなか赤く色づいてくれませんでした。
しかし、12月中旬を過ぎてやっと赤みを帯びてきました!
この品種は、秋からあまり日に当てないような場所に置いて(特に西日を避ける)、寒さが厳しくなってくると斑の部分が赤く変色してきます。
樹形は横に伸びる傾向が強い性質を持っています。
・支柱をしないと横に伸長
芯が立った均整のとれた樹形になりにくいので、販売しにくいと思っていたのですが、逆にこの性質が造園設計者に好まれて、“他の植物と組み合わせて使いやすい!”となかなかの評判です。
樹形・斑の色合いが個性的で魅力的な国産の栽培品種です。
是非ともたくさんの人たちに愛でていただきたいものです。
※関連ブログ:「クロマツ‘紅孔雀’色付く!」