1月中旬を過ぎると沖縄からサクラの開花情報が届くようになります。
沖縄のサクラはカンヒザクラ(寒緋桜。ヒカンザクラともいう)といって、中国南部を中心に台湾やベトナムなどの暖かい地域に分布する種で、沖縄県石垣島にも自生しています。
このカンヒザクラとマメザクラを交配して、イギリスのサクラ研究家イングラム氏によって作られたのが「オカメザクラ(サクラ‘オカメ’)」(Prunus‘Okame’)です。
オカメザクラ名前は日本の美人(?)の代名詞であるオカメにちなんでつけられたとか。
オカメザクラは早咲きのサクラで、ソメイヨシノより2週間ほど早く3月中旬から咲き始めます。
花はカンヒザクラとの交配種なので色が濃く、特に萼(ガク)が濃い紅色で目立ちます。
下向きに垂れ下がって咲く風情はとても可愛らしいです!
オカメザクラ高さは3mほどであまり大きくならず、枝も横に広がらないので小さな庭や鉢植えでも楽しめます。
ここが大きな魅力です!

繁殖は接ぎ木で、理想としてはマメザクラの実生苗を台木にしたいところですが、これがなかなか手に入らないので、大抵はアオハダザクラに接いでいます。
在庫がなくなったので、今年は少し繁殖する予定です。
オカメザクラ因みに、花色の赤が濃くて早咲きの以下の品種は、みんなカンヒザクラとの交配種です。
・川津桜(カワヅザクラ) : カンヒザクラ×オオシマザクラ
・修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ) : カンヒザクラ×オオシマザクラ
・大寒桜(オオカンザクラ) : カンヒザクラ×オオシマザクラ
・陽光(ヨウコウ) : カンヒザクラ×「天城吉野」(オオシマザクラ×エドヒガン)

※2016年3月、販売を開始しました!(こちらから

※関連ブログ:「今年接いだオカメザクラが開花!」(2017)