外国産の樹木は、葉や花の形・大きさ・質感などが象徴的で、日本在来の植物と混植する際に、留意する必要があるものが多いのですが、そんな中、自己主張が少なく日本の植物と相性よく使える樹木としてお薦めなのが、コバノズイナ(Itea virginica)です。
里山に自生する植物達の中に混ぜて植えても全く違和感なく調和します。
コバノズイナコバノズイナは、北アメリカ原産の落葉低木で、明治時代に渡来して、庭木のほか鉢物・盆栽としても仕立てられ、また、生け花の花材としても利用されています。
5月頃、ブラシ状の白い香りの良い花を咲かせます。
この花の形がとても特徴的で、可愛らしく咲くので、花の時期には人目を引きます。
コバノズイナの花そして、秋の紅葉がとりわけ美しく、市場などでは「リョウブ」の名で、切り枝が取引されています。
コバノズイナの紅葉高さは大きくなっても1m程度で納まりますが、根が地中で根茎状に伸長して、周りに新しい幹を立ち上げてくるので、地植えすると大きなブッシュ状の株立ちになります。
病虫害はほとんどないので、とても育てやすいです。
繁殖は、実生、挿し木、株分けです。

原種の他に、花穂の長い‘ヘンリーズガーネット’(Henry’s Garnet)や花柄が赤味を帯びる‘サライブ’(Sara Eve)などの園芸品種もあります。

コバノズイナは主役というより脇役的な樹木です。
しかし、とても魅力的な「名脇役」です!
まだまだ認知度が低いようなので、これからたくさんの人達に魅力を知っていただけるようアピールしていきます!

※造園工事でも使えるほどの大きな株を育てています!

※関連ブログ:「コバノズイナの紅葉」(こちら)、「コバノズイナ、満開迫る!:2016」(こちら