コバノズイナの紅葉
11月に入ってコバノズイナ(Itea virginica)が綺麗に紅葉してきました!
この樹木は北アメリカ原産の落葉低木で、明治時代に渡来して、庭木のほか鉢物・盆栽としても仕立てられ、また、生け花の花材としても利用されています。
秋の紅葉がとりわけ美しく、この時期は市場で「リョウブ」と呼ばれて切り枝が流通しています。
「リョウブ」と呼ばれるのは、別名の「ヒメリョウブ」から来ているのだと思います。
また紅葉が特に美しいので、かつては植木職人に「紅葉木」と呼ばれていたようです。(「樹木大図説」より)
病虫害もほとんどなく、春の芽出しから秋の紅葉までずっときれいな状態の葉を維持してくれます。
加えて5月頃に咲くブラシ状の白い花は可愛らしくとても魅力的です!
お庭を楽しくしてくれる超お薦めの樹木の一つです!
※関連ブログ:「コバノズイナ」(こちら)