ハクサンボク‘斑入’の果実
今年はハクサンボクの斑入り品種(Viburnum japonicum‘Fuiri’)が、たくさん実を付けました!
こんなに実ったのは初めてです。
普通種よりも明るい赤色をしています。
新しいタイプの斑入りが出てくることを期待して播種します。
ハクサンボクも他のガマズミの仲間と同様、発芽するのは翌々春になりますが、気長に待ちたいと思います。
果肉には発芽抑制物質が含まれているので、果肉を全て除去してから乾かさないうちに播きます。
因みに、以前のブログでも書きましたが、ハクサンボク‘斑入り’は「改訂版 新樹種ガイドブック」(編集/社団法人 日本植木協会)の中で、次ぎのように紹介されています。
“数ある日本産樹木の斑入り品種の中でも、最も美しい品種の一つ。輝きのある斑入葉が特に美しい。”
・ハクサンボク‘斑入り’の採取した果実。水にしばらく浸けて腐らせてから果肉を除去します。
今年はこの品種の挿し木繁殖も行って、小さな苗ができました。
近い将来、販売できるようになると思います。